活動

1年間Web制作会社でインターンした結果

こんにちは、ともです。

大学院2年の1年間(2018年3月〜2019年3月末)までWeb制作会社でインターンを経験しました。

インターンでの経験についてまとめておこうと思います

なぜWeb制作会社でインターンしたか

Web制作会社でインターンをしたかった理由は自分の開発力を少しでも付けたかったからです。

私は情報系の修士学生だったんですが、Web関係の知識がなく、知識や経験をつけるためにWeb制作会社に応募しました。

Web制作会社までは、飲食・塾講師・ホテルでの配膳・コンビニなどのアルバイトをしてしました。プログラミングでお金を稼ぐという発想が無かったんですよね。

ただ漠然とWeb関係の知識を付けたいと思っていたところ、友達が開発のバイトをしていると知って自分も応募するという流れになりました。正直もっと早くから開発関係のインターンに応募すればよかったと思っています。

どのような企業でインターンしたか

自分が面接に合格した企業は関西の5年目の企業でした。Wantedlyで未経験者も歓迎しているという旨をみて応募しました。

色々な企業の管理画面を開発したり、ホームページを開発する受託企業でした。

応募するまでにドットインストールでいくつか動画を見ながら学習などをしましたが見せれるポートフォリオはありませんでした。その分、研究で使用していたC++での開発経験などを説明してカバーしました。

学生のインターンに寛容な企業でとても助かりました。10時から19時が就業時間ですが、数日前であればシフトを変更できましたし、時短勤務も可能でした。

これは学生時代の自分にはとても有り難かったです。研究室で教授に呼び出されたり、体調が優れない日などもあると思います。そのような日にも上手く対応できました。

仕事内容は?

デザインをやりたい学生はLPの作成、システムを作りたい学生は管理画面の作成を行いました。私はシステム開発の方を希望し、PHPやJavaScriptなどを利用した開発業務を行いました。

まず初めに研修がありました。PHPやLaravel、JavaScriptやHTML、CSSなどをある程度書けるようになるために、Laravelで作成された管理画面に機能をつけ足すという実践的な形でそれぞれの使い方を覚えて行きました。

その後案件にアサインされました。体制としては1人の社員に対して1人のインターン生がアシスタントとして働くという形態です。社員の方がいくつもの案件を抱えており、社員の方が課題をBacklogに書き出し、インターン生はそのタスクを行いという流れです。

分からないことは社員の方に気楽に聞ける環境です。社員の方もお忙しいので伺いながら質問していましたが。質問が急を要さないのであれば後で聞くなどして上手いことやっていました。

どういうスキルが身についた?

管理画面の開発が主だったので、PHPやLaravel、JavaScript、jQuery、Vue.js、Gitなどが利用できるようになりました。

パッケージ管理としてcomposerやnpmなども利用できるようになりましたし、独学では良く分からなかった周辺ツールの意味が理解できるようになりました。

React.jsやWebpack、Dockerなどを独学しているんですが、会社での開発環境をDockerで作ってみたり、Vue.jsで作ってたところをReact.jsで作ってみたり、LaravelMIXで作っていたところをWebpackで設定してみたり、独学が捗りました。

インターン先では自分の持つスキルで仕事を進めるため、勉強はサブタスクとなりました。学生であれば勉強することがメインの仕事ですが、働く上では成果を出すことがメインの仕事ですので、勉強は土日や空き時間を利用して頑張る必要があります。

インターンは勉強する場所でもありますが仕事をする場所でもあるので学生の勉強だけしていれば良いという感覚を変える必要があります。

また社会人として会社でのコミュニケーション能力や仕事内容に不安がある人はインターンしてみるのは良いと思います。自分の就く仕事内容をよりリアルに認識した上で就職すると後悔がないですしね。

楽しかったことは?

とにかく開発しているのが楽しかったです。自分が作ったものがお客様先の環境で動いて使って頂けるのはやりがいでした。開発は苦痛の人は向かないインターンですね。

他の学生インターン生とも仲良くなれますし、社員の方もご飯に連れて行ってくれたり等、毎日楽しかったです。

また自分にスキルが付いてきて動くものが作れるようになってくると、独学もインターンも全てが楽しかったです。それ以外のアルバイト(コンビニや塾講師)では出勤したいという気持ちになることは少なかったです。

辛かったことは?

納期前は忙しくて19時で帰れないことは何度もありました。アルバイトと言えど自分に与えられた仕事は終わらせなければ帰れませんし、納期前は次の出勤日にするということもできません。

またプロジェクトが炎上している場合には、自分に課された仕事が多く責任も大きいので大変でした。これは案件次第ですし、インターンをする企業先のプロジェクトマネジメント力によると思います。

私のインターン先は受託企業でしたので、常に納期があり緊張感がありましたし、たまに炎上することもあったので大変なこともありました。大変ですがみんなで乗り切る感じが好きでもありました。

色んな勉強会に参加した

インターン以外に自発的に外部の勉強会に参加するようになりました。

Webの勉強をするために色々な勉強会に参加するようになりました。『もくもく会』と称ばれる、プログラミング勉強中の方が集まって勉強する会に参加したり、カンファレンスに参加してみたりしました。

そこでは強いエンジニアさんが教えて下さったり、同じような志の方と情報を共有できたり、知り合いが増えたりなど出会いが増えました。

プログラミングの勉強をしている人はTwitterをやっている人が多くて、Twitterの方々とリアルで会うことができたりして楽しかったです。

1年間インターンした結果

1年間インターンをして開発の仕事をした結果、

  1. 開発スキルが付いた
  2. 就職後の仕事を理解した上で入社を迎えることができた
  3. 勉強会で色々な人で出会えた

という感じでしょうか。自分の開発力の低さに自信がなくなってしまうこともありましたが、1年間続けると色々なことがプラスに変わりました。

私は新卒でSIerに入社しますが、これからもWeb関係の勉強は続けて行こうと思います。